「甘いものを食べると幸せになる」はウソ・ホント?

2016年1月12日

マクロビオティック

「甘いものを食べると幸せになる」はウソ・ホント?

糖質について

お正月にしばらく食べていなかった甘いものを多めに食べてしまい、せっかく良くなっていた皮膚の症状がまた少しぶり返してしまいました。。。

甘いものを食べるとかゆくなるので気を付けていたのですが、やはり生活習慣が病を作ることを実感しました。

反省の意味を込めて糖質について書きたいと思います。

少し極端な表現もありますが、良い資料を見つけたので以下そのまま引用させていただきます。

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脳の栄養源

よく「脳はブドウ糖しか栄養にできない」といいます。そう考えると、あたかも糖質だけが脳の栄養源であるかのように思えて、つねに糖質を、しかもふんだんに補給し続けなければならないと思ってしまうでしょう。しかし、極端なことを言えば糖質なんてなくても脳は働きます。私たちの体には、糖質を使わずにエネルギーを作り出す機能が、もともと備わっているからです。

糖新生(とうしんせい)

一つは、「糖新生」という機能。これは、乳酸、アミノ酸、グリセロールからブドウ糖が作られる――文字どおり「糖を新しく生む」という機能で、肝臓が担っています。ここで材料となっている乳酸は糖質から、アミノ酸はたんぱく質から、グリセロールは中性脂肪から生まれる物質です。つまり、最終的に作り出されるのはブドウ糖ですが、脂質もたんぱく質も材料になっている。糖質だけが脳の栄養源というわけではないのです。

ケトン体

もう一つは、肝臓が中性脂肪を脂肪酸に分解し、さらにケトン体という物質にまで分解するという機能です。最後に作られるケトン体が、エネルギー源となります。この機能に至っては、材料は脂質ですし、生み出されるエネルギー源はブドウ糖ですらありません。でも脳は、このケトン体もエネルギー源として利用することができます。「脳はブドウ糖しか栄養にできない」というのも、じつは大間違いなのです。糖質などほとんど補給しなくても、脳は働きます。

実際に医療の現場では「ケトン食」と呼ばれるほぼ糖質をカットした食事療法があります。欧米や韓国で難治性の小児てんかんの治療として積極的に取り入れられています。(てんかんは脳の神経伝達に異常が起こる病気です。)

糖は覚せい剤?!

糖は体も頭もベタベタに甘くして、さまざまな病気を引き起こし、はては思考力や判断力といった脳の働きにまで悪影響を及ぼします。

糖質は、脳のドーパミン報酬系というところに作用し、多幸感をもたらすと推測されています。「幸せになれるのならけっこうじゃないか」なんて思うかもしれませんが、脳が多幸感にかまけている間に、ドーパミンやアドレナリンといった、思考力や行動力を司る重要な神経伝達物質の機能がおかしくなっていきます。そうなると正常な思考や行動ができなくなり、極端に落ち込みやすくなったり、反対に攻撃性が高まったりするのです。

砂糖は、「この世でもっとも古い歴史のある覚せい剤」です。よく「甘いものを食べると幸せになる」といいますが、これは脳が狂っているようなもの。本当に満たされて幸せになっているのではなく、幸せに感じるよう、バカにさせられているだけなのです。白い炭水化物も同様です。白いご飯、ラーメン、パスタ……大好きという人は多いでしょうが、やはり糖質で得られる多幸感を求めて、脳が食べたがっているのです。高血圧を気にする前に、コレステロールを気にする前に、まず、注意すべきは糖質――なかでも不自然に精製され、糖質のカタマリとなっている直接糖(黒砂糖もてんさい糖も三温糖もみな同じ)をとらないようにすることなのです。

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糖質制限やケトン体についての本もたくさん出ています。

バランス良くってなんだろうと思うこともありますが、私は白米の直接的な甘みではなく噛むことで甘みが出る玄米の優しい甘みが好きです。普段の食事に雑穀米や玄米を生活に取り入れるといいと思います。

 

 


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執筆者 長谷川 雅子
薬剤師として調剤の仕事をしていてこのままでいいのか疑問を感じていました。
本当に良くなるにはどうしたらいいのか探していく中で、人は食べたものでできていることや、さらには気持ちが大切という当たり前のことに戻ってきました。
お客様と一緒にお客様にとって良い方法を考えていきたいです。
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