深い悲しみが引き起こす自律神経失調症

2016年2月9日

自律神経失調症と漢方

深い悲しみが引き起こす自律神経失調症

お母様の他界

半年ほど前にお母様が他界されてから、喉のつまり感が始まり、押さえつけられるような圧迫感が治まらないため、寝ている時に息ができなくなったらどうしようという不安に駆られる毎日。
目の周りの痙攣や足裏の痛みなど今までなかった症状が少しずつ増えていく恐怖感のためか、眠りが浅くなり、悪夢を見て夜中に目が覚めることもしばしば。
翌朝に疲れを持ち越しながらこの半年過ごしてきたが、今月に入り、夜中に目が覚める程の胃痛が数日あってご不安が深まり、たまらずご来店下さった方です。

心の痛みが自律神経の乱れを引き起こす

近しい関係の人との別れは、影響が非常に大きく自律神経の乱れを引き起こす原因になります。
人との別れは心の痛みを伴うことが多いので、思い入れが大きければ大きいほど苦しいものです。

この方の場合、お母様が他界したことにより、非常に大きなストレスを抱えていました。
それにより自律神経をつかさどる「肝」を締め付けることとなり、気の滞りがおき、喉のつまりを感じるようになりました。
自律神経を主る肝は、あまり負荷がかかりすぎると脾(胃)を攻撃してしまいます。ストレス性胃潰瘍などはこのメカニズムでおきるのですが、今回の胃痛も肝脾不和(かんぴふわ)からおきるものだと考えられ、肝脾の調和をとる漢方薬を飲んでいただきました。

どうしようもない大きな悲しみの時には漢方

漢方を初めて2週間ほどで足裏の痛みが和らいできて、1ヶ月後には痛みがなくなりました。
そのころから次第に胃の不調が軽減されていき2ヶ月を過ぎる頃には胃の調子が整い、胃の不調を感じることがなくなり、目の周りの痙攣の頻度が減ってきました。
4か月目にはつまり感はほとんど感じなくなり、目の周りの痙攣もなくなりました。もう悪夢を見ることもなく、日々体調が楽になっていると仰っています。

自分ではどうしようもない大きな悲しみを経験する時、心身ともに悲鳴をあげることがあります。
そんな時、心身ともに調子を整えることが出来る漢方薬はあなたのお役にたてると思います。
ご不安な気持ちを深めてしまう前に、是非ご相談くださいね。


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執筆者 竹野 喜美恵
漢方に興味を持ち、漢方がやりたい漢方がやりたいと念仏をとなえるように過ごしている時に漢方みず堂とのご縁を頂きました。
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