精神科の薬をやめることができるか?最後は自分次第

2016年2月19日

自律神経失調症と漢方

精神科の薬をやめることができるか?最後は自分次第

今飲んでいる薬をやめたいけれど、やめられない。

子育てや家の中でのストレスから、精神科のお薬を飲み始めて1年ちょっと。
「そろそろいいかな・・・」と薬をやめようとしたら、一気に食欲不振・下痢・倦怠感・気持ちの落ち込みなどに襲われたそうです。急にやめようとしたのが良くなかった、とまた薬を再開。
それから1ヵ月後体調が落ち着いてからは徐々に薬を減らしていきましたが、2錠→1錠→半錠までは減らせても1/4錠になると減薬症状が出てしまい、また量を戻すの繰り返し。

不安、憂鬱、悲しくなる、やる気が出ない、、、こんなにやめるのが難しいなんて!毎日辛くて楽しめない、とおっしゃっていました。

心身一如

お話しする中で、このお客様は、ご同居の親御さんとの関係やご家庭内での立場から、周りが敵ばかりのように感じてしまっている、と感じました。
東洋医学では、心身一如(心と身体は繋がっている)ということをとても大切にします。
身体を元気にするためには心が元気になることが大切、という気持ちを込めながら、漢方ノート『河端孝幸のひとりごと』第三考をお渡しし一緒に読みました。
書かれているのは、最善観ということ、そして感謝の心。一緒に読みながら涙を流されていました。

そして漢方を飲み始め、薬は順調に減ってきましたが、あと1歩。完全にやめる勇気が出ない。
「そのときが来れば体が自然に教えてくれますよ」とお話ししていました。

転機は急に訪れる

あるとき、突然「あさってから仕事を始めることにしました」と。
今までそんなお話が全然なかったのでびっくりしましたが、前月に「そろそろ働きに行こうかな」と急に気持ちが向き、仕事を探し始めたらすぐに条件の良い所が見つかり、面接に行ったらまたすぐに採用、と1週間くらいで決まってしまったそうです。
身体の声を聞き逃さず、ちゃんと良い波に乗れたんだなと思いました!

体調が悪化しないかと少し不安がありつつも仕事に行き始め1ヵ月、次の月には「お薬を全部やめられました!」と嬉しいお声が。

漢方は体質改善にとても良いものですが、本当の意味での改善はやはり自分次第、です。
漢方が背中を押してくれて、そこからは自分の力で歩き出せた、素敵なケースだと思います。
これからも、応援しています!

 

漢方みず堂杏林堂薬局ピーワンプラザ天王店 河野 亜由美


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