副鼻腔炎で毎日抗アレルギー薬と抗生物質を飲んでいた中学生

2016年3月8日

アレルギーと漢方

副鼻腔炎で毎日抗アレルギー薬と抗生物質を飲んでいた中学生

風邪をひくたびに副鼻腔炎

13歳の男子中学生。

生後6、7か月ごろから風邪をひいては副鼻腔炎になり、薬を飲んで治ってはぶり返しの繰り返しでした。

1年前からは、病院でもらった抗生物質と抗アレルギー薬を毎日飲むような状況でした。しかし、1年間抗生剤を飲み続けたのにも関わらず、レントゲンを撮ると、飲み始めたころよりも鼻のあたりが真っ白で、症状がひどくなっていました。

それを見たお母様は、ずっとこのままこの子は薬を飲み続けなければいけないのか…。と絶望的な気持ちになったそうです。

漢方と一緒に食事改善

体質をお伺いし、身体の中の余分な熱をとり、炎症を抑え、潤しながら治していく漢方を飲んで頂きながら、乳製品、白い砂糖を取らないように。とお伝えしました。

漢方を始めて1ヶ月後、風邪のときは鼻水が出ている。鼻が詰まって夜起きるのが少なくなってきた。抗アレルギー薬を飲んでいるので、授業中眠くなる。飲まないと鼻が詰まって授業に集中できない。

2ヶ月後、乳製品と甘いものを取らないようにしてたせいか、気にしていた体重が3kg落ちた。鼻のつまりはなくなってきた。病院の薬も飲んでない。授業中の眠気もない。熟睡できてる。

4か月後、抗生剤を飲んでいた時にあった下痢がよくなった。

7か月後、病院でレントゲンをとったところ、全く異常なし。

今も漢方を続けて、風邪をひきそうになったら早めに風邪の漢方を飲んで、風邪をひかないようにしています。風邪をひいても副鼻腔炎にはならなくなりました。

親心に気付いた時

お母様は、異常のないレントゲンを見て、涙が止まらなかったそうです。

小さいころから薬を飲ませていて、ずっとこのまま薬を飲み続けなければいけないという絶望感と罪悪感。

鼻が詰まって溺れたように目が覚める、そんな苦しんでいる姿もずっと見てきました。鼻が詰まっているとイライラしているのがわかるけど、どうにもしてあげられないもどかしさ。薬の副作用で眠気があって授業に集中できない。抗生剤で朝はいつも下痢。

そんな何年もの思いがよみがえって涙が止まらなかったそうです。

隣にいた息子さんはそんなお母様をみてびっくりされていました。そして、自分のせいでお母さんも苦しんでいたことを知ったそうです。

体質改善で一生の宝物をプレゼント

誰でもできれば子どもに薬を飲ませたくないものです。

まだまだ、これから自分の力をつけていく時期に、薬で症状を抑えるだけでは、本当の意味で治ったとは言えません。

若いからこそ、自分の力を発揮できるように体質改善をしてあげると、その子どもにとっては一生の宝物になるとおもいます。

そして、症状がなくなったり体力が上がってくると、集中力もついて、もしかしたら成績もあがるかも・・・。なんて、ちょっと最後は欲張りました。


執筆者 星 知美の画像

執筆者 星 知美
漢方みず堂漢方専門相談員

心が変わると身体も変わります。
それを日々感じます。
  • 最寄の店舗を探す
  • テレビ電話相談

漢方ノートについて

「漢方ノート」は株式会社漢方みず堂が運営する情報サイトです。漢方や病気、生薬の知識や現場で活躍する漢方専門薬剤師の生の声を日々発信しています。
漢方に興味がある方から医療従事者まで幅広く活用して頂けるサイトです。

弁証論治による漢方方剤選定の手引き

漢方薬剤師募集


  • 最寄の店舗を探す
  • テレビ電話相談
<運営会社情報>
漢方ノートは
株式会社漢方みず堂が運営しています。