歯ぎしりの原因は気滞(きたい)

2016年4月22日

自律神経失調症と漢方

歯ぎしりの原因は気滞(きたい)

「抑肝散をください」

40代の中肉中背の男性。

20年前から虫歯や知覚過敏、時には歯が折れる等の歯のトラブルが絶えず、その都度歯医者にかかり治療。しかしまたそのうちトラブルが発生し治療して、の繰り返し。

対症療法ではなく根本治療ができないかと色々調べて、行き着いたのが漢方薬。自分なりに原因を考えてみたところ、どうやら昔からある歯ぎしりが怪しい。歯ぎしり→炎症→歯や歯茎が弱くなる→トラブル発生!?この負の連鎖を止めるためにはどうやら「抑肝散」が良いらしいということでいらっしゃいました。

よくよくお話を伺うと、小さいときから歯ぎしりはあったかもしれないが、就職してから歯のトラブルが出始めた。

仕事もプライベートも年々忙しくなり、責任も大きくなっている。せっかちで怒りっぽく、常にイライラ。一度怒ると友達でも容赦なく怒鳴ってしまうので、これまで友達や部下と衝突することも度々。

肩、首と言わず全身こっている。お仕事上人が寝ている夜間しかできない作業があるため、睡眠がきちんと取れていない。疲れやすい。のぼせ、汗かき、口の渇きがあるとのこと。

歯ぎしりの原因は?

気機阻滞(ききそたい)といって、自律神経を司る「肝」が気を巡らすことができず、体が常に緊張でカチコチ状態になり、寝ている間も緊張が取れず力が入ってしまっているため歯ぎしりをしてしまいます。抑肝散はそんなカチコチになってプンプンになった肝を鎮めてくれる漢方薬です。気機阻滞によって起こる、チックや目の下のピクピクなどにもとても適しています。

抑肝散も気の巡りをよくしてくれますが、汗かき、全身のこりがあり、口渇が強いため、より症状体質に合った漢方薬を飲んでいただきました。

漢方で性格が穏やかになる!?

1ヵ月後、気のせいか以前ほど怒らなくなっているような気がするとのこと。なんだか印象が柔らかくなっている様な・・

2ヵ月後、奥様に最近変わってきたと言われる。肩こり、背中のこりも最近良い。以前だったらカチンときて怒ってしまうような出来事も怒らずに済んだ。そういうことが2,3回あった。気が巡れてきたからか顔色もよく、調子よさそう。

3ヵ月後、以前だったら流せなかった事柄も最近は流せるようになっていて、切り替えが早くなっている。朝起きたときの顎下の疲れがなくなってきている。家族からも歯ぎしりしてなかったよと言われることがある。

4ヵ月後、全体的に調子いい!

初回と比べるとずいぶんと表情も柔らかく、ほぐれてきたのがわかります!

同じ症状でもお客様お一人お一人体質は異なります。漢方薬をお飲みの際は是非体質に合った漢方薬をお飲みください。

 

漢方みず堂ヴァインドラッグ末吉薬局 山城 奈央


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