ぶり返してもあきらめずに続けるのが漢方のコツ

2016年7月20日

皮膚病と漢方

ぶり返してもあきらめずに続けるのが漢方のコツ

お肌のかゆみ

53歳の女性

3年前から夏になるとTゾーンが赤くなり、あせもかな、と少し気になったものの、寒くなると赤味は治まりました。

しかし2年前の夏は1年前と比べさらに痒みが出てきました。昨年も痒みがひどく病院に行き、塗り薬と飲み薬で良くなりました。

今年は目のまわりや頬の赤みと刺すような痒み、薬を飲んで一旦治ったものの、涼しくなってもが出てきたのでご来店されました。

43歳のころから、めまい、動悸、気分が落ちるなど更年期障害と言われる症状が出始め、5年前から女性ホルモンを補うテープを貼っています。

体質は、手足の冷え、目の乾燥、充血、疲れ、便秘。

症状が出始めた3年前は、重労働で睡眠時間も短く、腰を痛めたので歩けなくなったそうです。

原因は体へのストレス

手足が冷えているものの、夏になると症状が出て、赤味があり熱を持っていること。

また症状がでた原因として、重労働、睡眠不足などの身体へのストレスで巡りが悪くなり、身体の中に余分な熱が溜まり、その熱が上の方に上がってしまっていると考えられました。

巡りを良くしながら清熱しホルモンのバランスを整える漢方薬を飲んでいただきました。

また、お使いいただいていた化粧品をやめ、ローズウォーターとリンゴポリフェノールの入ったクリームを使って頂きました。

良くなったり悪くなったりを繰り返しながら

2週間後 肌の痒みはなくなり、お通じも下剤を飲まなくても出るようになってきた。鼻炎もない。

2ヶ月後 一旦良くなったものの、目の痒みがまた出てきて、便も出づらくなった。前に比べたら大丈夫。

3ヶ月目 痒み、お腹の調子も大丈夫。

4ヶ月目 瞼、首元、お腹まで痒みが広がってきた。

4か月半目 調子良い。ホルモン剤中止

5ヶ月目 ホルモン剤やめても以前のような症状はでない。目の疲れもない。

 

良くなったり、また症状が出たりを繰り返しながらも、しっかり漢方を続けて頂くことで症状の出かたも少なくなってきました。

またホルモンバランスも整い、ホルモン剤をやめても症状が出ることはなくなりました。

皮膚症状に限らず、一旦治まってもまた症状が出て、途中で嫌になってしまう事もあると思います。

ですが、それを繰り返しながらも確実にお身体のバランスは整い、症状の出かたも変わってきます。山も段々小さくなっていくはずですよ。

 

 

 


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執筆者 星 知美
漢方みず堂漢方専門相談員

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