梅雨時のおすすめ食材・NG食材

2016年6月28日

マクロビオティック

梅雨時のおすすめ食材・NG食材

【梅雨時のおすすめ食材】

昔の人は梅雨の時に、太陽光線のエネルギーを取り入れる手段として乾物を摂る習慣がありました。

冬の寒さの中で凍結させ、天日干しした天然のフリーズドライ製法の切り干し大根や高野豆腐、原木栽培の干し椎茸、海藻のひじきやわかめ、昆布、海苔といった乾物を食べると、利尿作用によって体内の余分な水分が抜けていきます。伝統製法の乾物は太陽のエネルギーが濃縮した食物なので、適度に食べることでメラトニンなどのホルモンの生成が活発になり、内分泌の働きや免疫力も整っていきます。

また、バイ菌の繁殖を防ぐためには、梅干しや梅酢、梅肉エキスといった抗菌、殺菌作用の強い食べ物もおすすめです。梅干しと醤油を練り合わせ、三年番茶を注いだ梅醤番茶は、何よりも強力な食中毒の対策になります。梅酢を8倍~10倍に薄めてスポーツドリンクとして持ち歩くのもよいですね。梅酢ドリンクは筋肉疲労や脱水症状の予防にもなります。

5~6倍に薄めた梅酢でスプレーを作り、まな板や哺乳瓶、おしゃぶり、お弁当やおむすびといったものなどに噴霧すると、菌の繁殖を抑えることができます。

他にも腐敗菌(悪玉菌)が増える梅雨時には、腐敗菌を抑える働きのある発酵菌(善玉菌)を活用するのもよいでしょう。伝統的な製法で作られた味噌や醤油、漬物、お酢、納豆、甘酒、塩こうじといった発酵食品を食べていれば、腸内腐敗からくる食中毒を防ぐことができます。

反対に動物性タンパク質は腐敗しやすいので、梅雨時には肉や卵、生魚、乳製品は控えるようにしましょう。

朝食にごはん、みそ汁、漬物、納豆といった発酵食品を中心とした伝統的な食生活をしていれば、お腹を常に心地よい状態に保つことができます。食前に梅醤番茶を飲んでおけばさらにお腹が元気になります。

【梅雨時に避けたいもの】

胃の強化には、甘い物を控えることも大切です。特に水分と白砂糖が合体した清涼飲料水には注意してください。乳製品とコーヒーを組み合わせた飲み物が増えていますが、これも胃の弱い人は控えた方がよいでしょう。砂糖、乳製品、コーヒーと三拍子そろった体が冷える飲み物によって胃腸の働きが悪くなり、そこに動物性タンパク質が入ってくると食中毒を起こしやすくなるからです。

胃の働きと腎の働きの両方を高めてくれるのが、梅醤番茶や味噌汁、漬物などといった伝統的な発酵食品や乾物類なので、これらの食材を用いて梅雨時を元気にお過ごしくださいね。

 

※関連記事

梅雨時の過ごし方~不調の原因は腎・胃にある~


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執筆者 長谷川 雅子
薬剤師として調剤の仕事をしていてこのままでいいのか疑問を感じていました。
本当に良くなるにはどうしたらいいのか探していく中で、人は食べたものでできていることや、さらには気持ちが大切という当たり前のことに戻ってきました。
お客様と一緒にお客様にとって良い方法を考えていきたいです。
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