漢方薬の“やめ時”~更年期の方の例~

2016年9月21日

更年期障害と漢方

漢方薬の“やめ時”~更年期の方の例~

50歳の誕生日を境に

誕生日を過ぎてから、時々顔が熱くなって来られ、それがなんと1日に12~13回あるとのことでした。
その他はいたって健康。薬の服用もアレルギーも全くなし。突然の症状に、これが巷で言う更年期か?と思われたそうです。

減量のタイミングに四苦八苦

1ヶ月目でだいぶ良くなり、顔が熱くなるのが12~13回から4~5回になり、熱くなるのも前ほどではなくなりました。

2か月目には、1日1~2回となり、3か月目には漢方薬を半分の量で継続することとなりました。

半年がたち、だいぶ良いので、1/3量にした途端にまた1日3~4回に増えたので、慌てて1/2量に増量。

8か月後にはまた1~2回に減り、暑さもだいぶ収まったので、再度1/3量に。

ところがその時期が悪かったのか、再度急にカーッとなることがあり、1/2量に。再三同じことを繰り返すので、今度は良くなるまで、このまま続けることにしました。
そこから2年半続けました。

その間に良い日がほとんどで、週のうちに全くでない週もあったりしましたが、梅雨時期や、季節の変わり目や、気圧の変化なのか天気がぐずつく時が調子が悪く、一日に数回あることもありました。

もう減らしても大丈夫という自信とともに、1/3量で、さらに1年半継続しました。最後の3~4か月間は、全く症状が出なくなり、もう大丈夫と思って終了としました。

漢方は予防医学

本来、漢方薬は、予防のために服用するので、ホットフラッシュの予防はもちろん、様々な症状全ての予防のために服用するのが大切です。しかし、この方は全く他の症状もなく、風邪ももう数年ひいたことがなく、いたって元気。それで、約5年の服用で唯一の症状と言えば症状の冷え症も改善されたので終了となりました。

 

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執筆者 河端 孝幸
大学生時代に、地域の人々の役に立つ仕事がしたいと漢方の道に入りました。漢方の「か」の字も知らずに、なぜ、草とか根っことか葉っぱが効くの??という西洋医学だけしかやってこなかった私には疑問ばかり。
就職して半年くらいがたったころ、「病気は自然治癒力が治す」という小倉重成先生の本と出合い、漢方のすごさを知り、真正面から漢方を目指し今現在に至っています。
漢方の良さを知ってもらいたい。宣伝ではなく本当の気持ちや事実をお知らせしたい。そんな気持ちでこのサイトを立ち上げております。
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