柴苓湯とむくみ

2014年11月22日

むくみと漢方

柴苓湯とむくみ

柴苓湯は小柴胡湯と五苓散を合わせた漢方薬

五苓散で水の流れをよくしてむくみを改善し、

小柴胡湯で身体の中に滞っている熱(イライラして怒りっぽい、目が充血しやすいなど)を発散する。

五苓散は、体質改善を目的に飲み続けるものではないが、小柴胡湯と合わさることにより体質改善を目的に続けるものへと変わっていきます。

漢方って不思議ですね。

さすが、バランスと調和に基づいた考え方からくるもの。

柴苓湯を飲むのはどんな時?

熱をとりながら、胃腸の調子を整えつつ、身体の中の水の巡りをよくするため、むくみや胃腸炎で使われます。

実際現場では、熱症状があり虚証に使っていきます。

ストレスを受けて熱がこもり、水の流れが悪くなる(水毒)ことによる症状に使えるため、むくみや胃腸炎の他、アレルギー症状や水の巡りが悪く太る方にも使えます。(意外と多いです)

ただし、便秘のある方には、使いづらいです。五苓散で便秘になることがあるためです。(上記のように長く使わないので、あまり便秘になったと聞かないですが)

あくまでも、柴苓湯を使う場合の目安でありしっかりと体質にあったものを飲まれることをお薦めします。

柴苓湯を飲みながら生活も改善すること

もちろん、養生も大切で、水の巡りが悪くなる①水分の取りすぎ②甘いものの取りすぎには注意していきましょう。

  1. (体に水分を保持しやすく、熱もこもりやすくなるため)

 

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