僕の断食体験vol.15~人生で一番痩せた日~

2017年10月6日

マクロビオティック

僕の断食体験vol.15~人生で一番痩せた日~

断食道場に来てから6日目の朝

 

目覚めて体を起こそうとすると、昨日の山歩きの疲れが少し残っているようで、体が少し重いというか硬く感じました。

丸4日間、ほとんどカロリーをとっていない為、必要なエネルギーは脂肪や筋肉を分解して得られているはずです。

足の太さの変化は分かりにくいですが、昨日よりも胸や腕の筋肉が少なくなっている気がします。そういえば、ここに来てから下半身ばかりを動かしています。あまり使っていない上半身の脂肪や筋肉が優先的に分解されているのだろうと想像できます。

また呼気が少し熱を持っているように感じます。体調はさほど悪くは感じないので、代謝も上がっているのかもしれません。

ここに来て6日目。

いつも通り、8時に梅醤番茶をいただき、散歩、10時に味噌汁をいただき、14時からはビデオでの講座。

食べない事も毎日の散歩も普通の生活になってきました。

食品添加物についてのメモ

今日のビデオ講座の内容は、食品添加物が主でした。

今日も必死にメモを取りながら聞きましたが、情報量が非常に多く、極端な話も含まれていたため、役立ちそうなところを中心にメモしたものを以下に転載します。

(内容は、考える視点によっては賛否両論あることを前提にしてご覧下さい。またメモに多少の漏れや誤認がある可能性もあると思います。内容の正確性には責任は持てませんので、ご了承の上、お読みいただければと思います。)

・化学的合成品は349品目。非化学的合成品は1051品目。

一日の摂取量は厚生省の発表では1.6g。民間が調査した結果は11g。結果は全然違う。

・甘味料として使用されるアスパルテームは毒性が高い。また表示義務が無い物の中に、加工助剤がある。このなかに催奇性、発がん性があるものがある。材料の段階で使われたものは表示義務がないことが問題。海外からのレモンなどの柑橘類に使われる防カビ剤などは、発がん性があるにも関わらず、外国からの圧力により入れている。これらも表示義務がない。

・食品添加物の発がんの潜伏期間は15年以上。食品添加物は発がん性だけではなく、アレルギーにも気をつけないといけない。花粉症やアトピーなども食品添加物が要因かもしれない。

食事に関する私見

今や食品添加物をとらない日はないというくらい世の中に溢れています。

私も食品を購入する場合は、包装の裏側で添加物をチェックしたり、産地も少し気にしながら選ぶ方です。

何が良くて何が悪いのか。明確な結論は出ていませんので、様々な情報が混在しています。

では、どうすればよいのか。怖がりすぎてもいけないと思います。

大切な事は、基本的にはできるだけ化学的に作られた食品添加物が少ない食品を選ぶこと。そして主食をしっかりとること。

主食とは、無農薬または減農薬の玄米です。主食と副食の割合は7対3くらい。

それが難しければ、無農薬や減農薬栽培の雑穀を入れること。これに野菜たっぷりの味噌汁(味噌は自然に熟成させたもの)。

個人的には、ここまでを主食と考えるくらいにして、食事の軸にしてもよいくらいだと思っています。

最後に、多少の食品添加物は、人間の自然治癒力による解毒力で解毒できると信じる事も大切だと思います。

人間の解毒力や適応力は他の動物に比べても非常に高いです。これだけ色々食べて、食べ過ぎて、運動不足で、こんなに長生きできる動物は人間くらいなのではないでしょうか。

一方で、慢性疾患や難病など、自然治癒力の低下で苦しまれている方は、解毒力も下がりますので、より一層、食事には気をつけるに越した事はないと思います。

黒糖入りカタクリの味は・・・

静かな畳の上で仰向けになり、目を閉じて、少し頭と体を休ませていると、台所から足音が近づいてくるのを感じました。

そういえば、もうすぐ16時。カタクリ(出汁で味付けした葛湯)の時間です。

いつもカタクリを作っていただいている女性から、希望すれば黒糖入りカタクリにしていただけるという嬉しい申し出をいただきました。もちろん二つ返事でお願いし、足取り軽く個室に戻り、到着を待ちます。

道場に来てから、甘いものは一切口にしていない為、これは非常に楽しみです。

5分ほど待っていると、お盆にいつもの器。

その中にいつもより少し黒い色のカタクリが運ばれてきました。香りからも黒糖が入っていることがわかります。

基本はシイタケとコンブから出汁をとった葛湯ですが、スプーンですくい、口にする瞬間は、黒糖の甘みだけを求めてしまいます。

当然、予想とは違う味が口の中に広がります。

いや、予想外の苦いような味が強い・・・。この味は何だろう・・。

黒糖の甘みによって、他の食材の苦味が引き出されたのだろうか。

料理の知識は皆無ですが、どこかの料理評論家のようなコメントが頭に浮かびます。

正直言って、まずい。

こんなにまずいカタクリは初めてだ。

しかし、これが今日最後の食事。食べなければ・・・。

もはや黒糖の甘みについてはどうでもよくなり、理解不能の化学反応によって完成したであろう目の前の黒っぽい流動食をしばらく見つめます。

少量ずつなら食べられるはず。

意を決して、また一口。口の中にこれまで以上の苦味が広がります。

これは不味い・・・。吐き気もしてきました。もう食べられないかも・・・。

一体何の苦味だろうか、しかもどこか金属っぽい味もする・・・。

その瞬間、答えが判明しました。

スプーン自体の味でした。

味覚が敏感になったせいで、スプーンの金属の味を感じるようになっていたようです。

話には聞いていた事ですが、実際に自分の身にこういう変化が起こると嬉しいものです。

動物には元々、体に良いもの、悪いものを五感で判断できる力があるそうですが、そういう野生的な力が自分にもあったと感じることができた体験でした。

吐き気と感動を同時に感じ、結局、黒糖入りカタクリにはそれ以上手をつけることを諦めざるを得ませんでした。もう少し早く気づいて、木のスプーンでも借りていれば・・と悔やまれます。

台所に3分の1ほど残した黒いカタクリを運び、事情を話し丁寧に謝罪をすると、僕の変化を喜んでいただけました。時々そういう人がいるとの話も伺え、お陰で心も軽くなりました。

6日目は3つの初体験

16時過ぎからは、外出て散歩に。

今日は、少し胃の調子が優れないので、冒険はせず、いつもの石段コース。

昨日よりも身体が軽く、力も入るように感じます。体がどんどん変わっていっていると実感。

入浴時に体重を量ると61.2kg。(4日前の体重は64.6kg。4日で-3.5kg)

今の身長(172cm)になってからは、人生で一番痩せている!

6日目は、3つの初体験(呼気の熱感、敏感な味覚、痩せ)があり充実していました。

一日あったことを振り返り、少し興奮気味だったせいかこの日は24時に就寝。

 

<次に続く:僕の断食体験vol.16~僕は断食によって何を得たのか?~

 

※関連記事

僕の断食体験~プロローグ~

僕の断食体験vol.1~初日~

僕の断食体験vol.2~目覚めの良い朝~

僕の断食体験vol.3~陽性の飲み物「梅醤番茶」~

僕の断食体験vol.4~環境による心への影響~

僕の断食体験vol.5~初めての体験~

僕の断食体験vol.6~持続する集中力~

僕の断食体験vol.7~冷たい水は飲み込めない~

僕の断食体験vol.8~ちくわの誘惑~

僕の断食体験vol.9~3日目の脱力感~

僕の断食体験vol.10~心と身体はどちらが強い?~

僕の断食体験vol.11~ついに脾気虚・肺気虚になる~

僕の断食体験vol.12~癌(ガン)と正食~

僕の断食体験vol.13~力みなぎってきた5日目~

僕の断食体験vol.14~命とは、生とは、死とは~

 


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執筆者 伏見 浩幸
漢方薬の持つ力の素晴らしさとともに、人間の持っている力もすごいなぁと日々感じています。漢方薬だけではなく、私たち自身も相談員としてお客様の「薬」なることはもちろん、今、色々なご病気で悩まれている方々も、授かった命と一緒に当然備わっている自分自身の自然治癒力に自信を持ち、自分自身が「薬」になるお手伝いができればと考えています。そんな願いを込めて一話一話を綴らせていただきます。どうぞよろしくお願い致します。
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