産後うつで一日中泣いているお母さん

2017年10月19日

産前・産後の漢方

産後うつで一日中泣いているお母さん

出産して、2ヶ月目の奥様

ご本人の訴えは、1日中落ちこんでいる。すべてマイナスで考えてしまう。一日中泣いている。とのことでした。

もともとアトピー体質で、小学生くらいまでがひどく、一旦落ち着いていたものの、高校生になって皿洗いのバイトで酷くなったとのこと。さらに仕事を始めてひどくなり、妊娠中も更にアトピーがひどかったよう。

肌を見ていても腕や、首や顔にも、痛々しい位にかきむしった跡がありました。それでも今は妊娠中よりはましとの事。

よほど辛かったのだろうことが想像できるくらい跡がありました。

肝脾不和

さて、アトピーにも良くて、産後うつにも良い漢方をと思い、色々症状を聞いて行っても、夜も眠れるし、冷えもなく、胃腸の状態も悪くはない。

ただ、出産後下痢気味になったことと、寝れるけども、夢をよく見るとの事。

漢方で言う肝脾不和。自律神経が乱れ、それで下痢気味になっている。熱を持ちやすく、アトピーも悪化しやすくなっているのではないかと推察されました。

あなたのせいじゃない!

肝脾不和を改善する漢方をお出しして、10日経過したあたりから、調子の良い日が出てきていると電話で明るい声。

約1か月後、話をお伺いすると、5日くらい飲んでいい感じになってきて、それからは1日だけ落ちこんだけれども、前ほどの落ち込みは全然なくなったとの事。

2ヶ月目も同じ漢方薬をお渡しして、10日くらい経って、再度電話をしました。その時は、チョット落ち込んだとの事で、元気がない様子。

私は、「季節の変わり目という事もあって、そのような事なのでしょう。季節のせいであって、あなたのせいじゃない!」と話しました。

現在は、赤ちゃんを連れてご来店されます。母乳もしっかり出ていて、うつ症状はほとんどよくなり、自律神経を整えながら、アトピーを改善する漢方に切り替えて、現在も進行中です。

がんばれ!おかあさん!


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執筆者 河端 孝幸
大学生時代に、地域の人々の役に立つ仕事がしたいと漢方の道に入りました。漢方の「か」の字も知らずに、なぜ、草とか根っことか葉っぱが効くの??という西洋医学だけしかやってこなかった私には疑問ばかり。
就職して半年くらいがたったころ、「病気は自然治癒力が治す」という小倉重成先生の本と出合い、漢方のすごさを知り、真正面から漢方を目指し今現在に至っています。
漢方の良さを知ってもらいたい。宣伝ではなく本当の気持ちや事実をお知らせしたい。そんな気持ちでこのサイトを立ち上げております。
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