動悸、脈が飛ぶのは「心」の気血不足

2017年11月22日

動悸と漢方

動悸、脈が飛ぶのは「心」の気血不足

子育てと仕事に大忙しの30代後半のお母さん

以前にも寝不足になると、脈が飛ぶことがあったそうです。

去年の秋ごろ色々あったころから動悸も出てきて、息苦しい感じや左胸の痛みなどが出てきました。

元々不整脈があったそうですが、検査では不整脈が原因ではないそう。

詳しくお伺いすると、生理前に脈が飛ぶことが多い、PMSもある。楽しい時も落ち着かない。いつも追われている感じがする、運転中に道幅が狭くなるように見える・・・

お話をしていくうちに「こんなに不調があったんですね」とご自身でも驚かれていました。お子様達とのお出かけも心から楽しめず、「予定通りに行けるか」といつも追われてしまう。

その他の体質面は、疲れやすい、貧血気味、寒がり、手・足・全体の冷え、肩・腰・首のこり、足が重い、足全体にむくみ、生理の時口内炎、お通じ4~5日に1回(普通~コロコロ便)、生理周期短め、ということでした。

心血虚

漢方の五臓の一つ「心」は心臓の働きと、もう一つ精神活動も担っています。

動悸、脈がとぶ、息苦しさ、胸痛、不安感は全て「心」にエネルギーである「気」と養分である「血」が行き渡らない心気虚・心血虚の状態だと捉えます。

心にたっぷりと気血が流れていれば、心臓の働きも安定し、精神的にも安定します。

原因も分からずずっとご不安だったと思いますが、とにかく気血をしっかり補う漢方薬を飲んでいただきました。

みるみる元気に!

漢方を始めて2週間で波はあるけど、動悸が減っている。なにより疲れ方が違う!

1ヶ月後には確実に動悸が減っている。胸の痛みは週1回くらい。

2ヶ月後、息苦しい感じと胸の痛み、脈が飛ぶことは始めたころと比べ半分になった。

3ヶ月後、息苦しさはほとんどなし。追われている感じも自分でコントロールできるようになった。貧血気味なので、食事も甘いものを減らしながら気をつけていただきました。

半年が経つ頃には、脈が飛ぶことは月に1回ほど。胸の痛み、動悸、息苦しさはなし!去年まで体温が35~36℃だったものの今は36.5℃まで上がっている。

途中、お仕事と家のことに介護が加わり、忙しく調子を崩されましたが、今はまた仕事のスキルアップも目標に頑張っていらっしゃいます。


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執筆者 江藤 聡子
母親の影響を受け、幼いころからいつか漢方に携わる仕事がしたい!
そんな想いがやっと通じました。

「皆様にもっと元気に健康になっていただきたい!」
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