風邪とインフルエンザ~一番早く治る方法は?~

2014年12月27日

風邪と漢方

風邪とインフルエンザ~一番早く治る方法は?~

インフルエンザの季節ですね。寒くなって風邪にかかっている方も多いのではないでしょうか?以前佐賀新聞文化センターで『風邪・インフルエンザ』についてお話しました!その内容を今日はダイジェストでお話します。

1、風邪とは?

細菌やウイルスのせいで喉が痛くなったり、頭が痛くなったり、咳が出たり。単一の症状ではなくて複数の症状が出てきます。風邪症候群って言われます。

2、風邪の原因

原因のほとんどはウイルス感染。全体の20%くらいが細菌感染によるものです。

3、細菌とウイルス

風邪の原因となる細菌とウイルスは約200種類以上。

4、感染経路と自己免疫の反応

感染経路は口と鼻。いわゆる呼吸から。口や鼻、のどが渇いているとそこから入ってきます。入ってくると細菌やウイルスは1時間に100個。1日後には100万個に増えます!

白血球などがそれに応戦して戦います。それと同時に視床下部に「熱を上げてくれ~!」と連絡します。

細菌やウイルスは熱に弱く、また体は熱を上げて免疫を活発にさせるので、順調にいくと回復します。

インフルエンザの薬「タミフル」は

A、インフルエンザにかかって48時間以内に服用を開始すること

B、5日間飲むように

の2つの大きなポイントがあります。理由を考えたことはありますか?

A、48時間以内というのは、上記通り、1日後にはウイルスは100万個に増えています。では2日後は???そう、増えすぎて手遅れなんです。

B、5日間とは、免疫が『対インフルエンザ用免疫』を作るために要する時間なんです。

ウイルスを殺す薬はこの世にありません。タミフルをはじめ、インフルエンザ用の薬は『増えないようにするための薬』なんです。その間、既存の免疫(白血球など)でウイルスと戦って凌いでいます。なので大体1週間でインフルエンザは治りますよね^^

5、治すのが早い順は?(病院?薬局?何もしない?)

3つのうち一番早いのは、何もしない。もっと早いのは・・・・漢方薬です!

6、2000年前から続く風邪の治し方

約2000年前。そう、漢方薬はそれくらいから存在しているのです。もちろん皆様が知っている漢方薬『葛根湯』はあったんです!その時から症状や体質に合わせた漢方処方がたくさん!

風邪やインフルエンザにかかっても、すぐに良くなる人もいば2週間以上治らない人もいます。というか、風邪にもインフルエンザにかからない人がいます!何故でしょう????

それは簡単!一言でいうと、「健全な身体」をもっているからです。全に近いほど細菌もウイルスも鼻や喉のあたりで全部やっつけています。身体への侵入を全く許していないんです!

なぜ侵入を許さないのか?それは『自己治癒力』なんです。日頃から身体を元気にしてあげることが病気にならない根本なんです。

なので5番目に書いた『早く治る順番で1番は漢方薬』というのは、漢方薬が自己治癒力を強力にバックアップしてくれるからなんです!

 

「風邪は万病のもと」まずは風邪をひかない体づくりを心掛けて下さい^^


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執筆者 千代樵 豊
漢方薬については中学生の時から縁があったように思います。
そして大学を卒業してからずっと漢方薬と共に歩んできました。
だからか、人と話をしていると自然と鑑別(漢方薬を決める作業)している
自分がいます。
調剤薬局でも勤務しているため、日々西洋と東洋の狭間で生きています。
一生勉強、一生修行のもと、頑張ってます!

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