扶正祛邪(ふせいきょじゃ)~東洋医学の原理原則~

2015年1月20日

漢方の基礎

扶正祛邪(ふせいきょじゃ)~東洋医学の原理原則~

昨年の年末から今年の年始にかけて、

インフルエンザが九州では猛威をふるっていました。

年末年始、インフルエンザもしくは風邪、ウィルス性の腸炎で苦しんだ方も多かったのではないでしょうか?

2月からはインフルエンザにさらに、アレルギー性の鼻炎、花粉症や目のかゆみ、咳に悩まされることも。

3,4月は黄砂、PM2.5。

ひっきりなしにやってくるいわゆる邪気。

ぜひ、病気に負けない体つくりをしたいものです。

 

さて、漢方では、「扶正祛邪(ふせいきょじゃ)」という言葉があります。

扶とは、助けるという意味で、正を助ける、

つまりは人間がそもそも持っている「正気(せいき)」、いわゆる病気と闘う力であったり、正常にしようと働く力、

「自然治癒力(しぜんちゆりょく)」を助ける事が病気を治す第一義であり、

その次に祛邪で、邪気(じゃき)つまりは人間の体に害を及ぼすもの、悪いものを取り除く事が次。

という思想です。

 

病気はどうして治るかというと、絶大な自然治癒力が治すものです。

身近な例でいうと、軽い風邪は寝ていればよくなりますし、

ちょっとしたやけどはほっておけばよくなりますよね!

決して、傷バンが治すわけではない。

その治そうという力が自然治癒力です。

漢方ではこの自然治癒力を増すことをすごく大切に考えます。

その治癒力を増す生薬には、霊芝、人参や冬虫夏草、枸杞子などがあります。

病気を早期に発見するための検診も大切ですが、

その前に病気にならないためのにする事こそが予防です。

コツコツ目に見えて変わる事よりも何気ない日常生活に予防というものを散りいれていく。

その事をやり続けることこそが予防ですね。

 

 


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執筆者 河端 孝幸
大学生時代に、地域の人々の役に立つ仕事がしたいと漢方の道に入りました。漢方の「か」の字も知らずに、なぜ、草とか根っことか葉っぱが効くの??という西洋医学だけしかやってこなかった私には疑問ばかり。
就職して半年くらいがたったころ、「病気は自然治癒力が治す」という小倉重成先生の本と出合い、漢方のすごさを知り、真正面から漢方を目指し今現在に至っています。
漢方の良さを知ってもらいたい。宣伝ではなく本当の気持ちや事実をお知らせしたい。そんな気持ちでこのサイトを立ち上げております。
ぜひ、よろしくお願いいたします。
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