子供の花粉症は薬を使わないで治す!

2015年2月19日

花粉症と漢方

子供の花粉症は薬を使わないで治す!

子供の花粉症急増中

以下、ロート製薬の行ったアンケート結果をご紹介します。

 

”2014年12月、0~16歳の子供を持つ父母1,522人を対象に、自身の子供2,452人の花粉症に関する症状や実態などについてアンケート形式で行われた。その結果、子供が「花粉症だと思う」と感じている父母の割合は32.7%、その他のアレルギー症状を実感している割合は「通年性アレルギー性鼻炎」が24.7%、「アトピー性皮膚炎」が10.6%、「喘息(ぜんそく)」が8.3%で、「花粉症」は「アトピー性皮膚炎」の3倍以上に上った。また「子供が花粉症だと思う」と答えた人に、発症したと思われる年齢を聞いたところ、 5歳までが43.8%(2012年調査36.6%、2013年調査41.8%)、10歳までが80.4%(2012年調査69.3%、2013年調査78.6%)。同社は、過去2回の調査結果も併せて見ると、発症年齢の低年齢化が進んでいることがうかがえるとしている。”

 

大人と子供の花粉症の違い

花粉症と言うと流れるような鼻水、というイメージですが、子供は比較的粘っこい鼻水で鼻が詰まっていることが多く、目の痒みの症状が多く出やすいとのこと。

そう言われれば、我が家の長女も確か5歳ぐらいから花粉症が出始めましたが、主な症状は鼻づまりと目の痒み。しばらくは花粉症と気付きませんでした。

薬を飲む前に試してほしい5つのこと

「花粉症と小青竜湯」でもご紹介したように、漢方ではアレルギー全般は「水毒」です。子供は大人に比べて体の水分の割合が多いので水毒になりやすいです。花粉症に限らず、喘息やアトピーなどアレルギーがあるお子さんは薬を飲む前に以下の5点をだまされたと思ってやってみてください。ずいぶん症状が緩和されることに驚かれることでしょう。

①水分を控える

子供って、飲み物好きですよね!のど渇いた~と言われて飲ませないのは至難の業・・・・なので、1回の量を少しにする、ストローはやめる、コップを小さいものにするなど工夫して、何とか水分の摂り過ぎを防いでください。ジュースも砂糖がたっぷりなので、やはりなるべく控えた方がいいです。

②甘いものを控える

どんなに偏食の子もお菓子だったら大好き~ですよね。砂糖が人体に及ぼす悪影響についてはここでは省略しますが、とにかく白い砂糖は体に悪い!漢方的には体を冷やします。まずはお家にある砂糖はすべて未精製のキビ砂糖などにしてみましょう。うちのキッズは干し芋や落花生など大好きなので、何とかかんとか誤魔化しながら、なるべくそういう白い砂糖ではないおやつに仕向けています。でもこれも完全には難しいので、「なるべく」程度に頑張っています。

③食事中にお茶はあげない

水分代謝には胃腸が深く関わっています。胃腸は水分を嫌います。夏の湿度の高い時に食欲が落ちるのもそういった理由です。小さな子供の胃腸になるべく負担をかけないためにも、食事中には水分をなるべく摂らないようにすることです。これはそういう決まりを作ってしまえば、意外に納得しているようです。

④生ものは控える

同じく胃腸に負担をかけないため、そして体を冷やさないために、生野菜・刺身・果物も多くあげないようにしています。トマトなんかそのまま簡単でついついお弁当の隙間に入れてしまいますが・・・お刺身は高いのであまり買いませんが・・・果物は自分が好きなのでついつい買いますが・・・特に冬は生野菜サラダはなるべく出さないように、果物もなるべくりんごなどにしています。(水分の少ない果物のほうが体を冷やしません)

⑤朝食に体を温めるものを取り入れる

まず朝食をしっかり食べさせるということをクリアしたら、次は温めるものを取り入れてみてください。最近はやっているスムージーなどは、酵素などの面から見るとメリットもありますが、漢方的には体を冷やすので特に冷え性の人やアレルギーの人にはNGです。以前ご紹介しましたが、私は主婦の手抜きとして前日の夕飯の汁物を多めに作り朝食にも出します。そして、子供にばれない程度に千切り生姜を入れます。意外と和洋中、どんな汁物にも生姜は合います!生姜は火を通すことで身体を温める力がUPしますので、ぜひお試しください。

それでも良くならない花粉症には漢方とローズウォーター

さて、偉そうなことを書いたものの、我が家の長女も花粉症です。上記5点を心がけ、何とかかんとか良くなってきましたが、まだまだ不摂生すると症状が出ます。

そんな時には漢方の出番!市販薬のように体がだるくなったり、眠くなったりもありません。やはり症状・体質によって様々で、「花粉症と小青竜湯」で詳しくご紹介しています。ちなみに、長女は目の痒みが出たらローズウォーターをコットンに含ませ目の上に置いて寝ています。すっきりするのと、バラのにおいがお気に入りのようで、これだけはガミガミ言われずに自分からやっています。

 

※子供の漢方に関する記事

インフルエンザと麻黄湯

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)を早く治す方法~我が家の4歳児の場合~

病院の薬激減!9歳の鼻炎・喘息・アトピー

 

 


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執筆者 福田 茜
九州大学薬学部卒 漢方みず堂漢方専門相談員
病院やメーカーを経て、株式会社漢方みず堂へ入社。
3児の母でもあり、妊娠・出産・子育てに関する漢方経験も多数あります。
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