妊婦のむくみに当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

2015年3月31日

むくみと漢方

妊婦のむくみに当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

妊娠中はむくみやすい

妊娠中はむくみやすくなりますよね。食事や運動などにも気をつけているのになぜ?と思われる方も多いと思います。

漢方では、きれいな血が赤ちゃんを育てると考えます。

「肝」と言われるところが、血を蔵する(貯蔵)場所です。赤ちゃんの成長に血が多く使われる為、お母さんの肝に血が不足して、巡りが悪くなります。

肝は体の司令塔のような働きをしているために、働きが悪くなると、胃腸にも影響を及ぼします。食欲不振、胃腸がはる、げっぷがでるなどの症状がでます。

胃腸の働きが悪くなり、水が胃にたまり上がるとつわり、水を巡らせる力が弱くなり末梢に貯まるとむくみとなります。

当帰芍薬散の働き

当帰芍薬散血を補い巡らせる 当帰、芍薬、川芎、水を巡らせる 白朮、茯苓、沢瀉からなる漢方薬です。不足する血を補いながら、胃腸や末梢にたまった水の巡りを改善する、まさに妊娠中のむくみにもってこいの漢方薬です。妊婦さんにも安心して使える上、さらに流産を予防する安胎薬としても使います。

私の妻も妊娠中は飲んでました。つわりもなく、少しむくみはありましたが元気な赤ちゃんを出産してその子達も今は4歳と1歳になります。

妊婦さんでも安心して服用できる漢方薬は当帰芍薬散だけではありません。そして、妊婦さんにはダメな漢方薬もありますのでご注意ください。

 

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