頭痛と漢方 の記事一覧

瘀血(おけつ)が引き起こす肥満・頭痛・首背中の痛み

2017年6月21日

頭痛と漢方

瘀血(おけつ)が引き起こす肥満・頭痛・首背中の痛み

病院でも治らなかった首から背中の痛み

44歳女性、身長156cm体重57キkgの方で、最初の目的はダイエットでした。

体質を聞いていくと、首や背中の痛みがあり、病院では完治することは無いと言われたとのこと。神経を麻痺させるブロック注射や痛み止めで何とか痛みを和らげている状態でした。

また偏頭痛持ちであり、年に何回か吐いてしまうくらいの頭痛があり、痛み止めはいつも持ち歩いていらっしゃるということでした。

一見ダイエットのこととは関係ないように思えるかもしれませんが、実はダイエットにも大きく関係する体のサインでもあります。一見関係ないことと思われることもお伺いさせていただき、体に合った漢方が分かるとも言えます。

ここで、気になったのは「瘀血」という、血の巡りが滞った状態です。漢方では 不通則痛という考え方がありますが、血が巡っていないからすなわち痛むという状態でした。

何年ぶりか分からないくらい久々に頭痛がない!

瘀血を解消し、痛みをとっていく漢方と、食事のアドバイスをさせていただき、はじめられて10日で体重が1.5キロ落ちました。頭痛に関しては3回/日飲んでいた痛み止めが2回/日になったということですが、まだまだあまり変化がないということでした。

一ヶ月半後、体重はあまり変化が無いというご様子でしたが、痛み止めを飲まなくなったということ。

2ヶ月経ってからは 何年ぶりか分からないくらい久々に頭痛が無いとのことをお話されました。

異病同治と同病異治

このように漢方ではダイエットがきっかけで、別のところも良くなることがあります。

これは、症状を枝葉で見るのではなく、共通の原因を根元から変えていくという漢方の考え方からすると、ある意味当たり前とも言えます。

異病同治:一見異なるように思えることや異なる病(お悩み)が同じ漢方で良い方向に向かう。

同病異治:同じお悩みや症状でも体質によって使う漢方は異なる。

体質にあった漢方でしっかりやっていくと、いろいろなお悩みがすっきりし、人生ほんとうに楽しく明るくなりますね!

是非ご相談下さい。

 

漢方みず堂杏林堂薬局ピーワンプラザ天王店 大森 康次


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執筆者 漢方みず堂
株式会社漢方みず堂は福岡、北九州、佐賀、熊本、那覇、浜松に展開する西日本最大の漢方相談薬局です。

ひどい偏頭痛が改善した頃に妊娠

2016年11月9日

頭痛と漢方

ひどい偏頭痛が改善した頃に妊娠

37歳の女性

せかせかとしたご様子で腰掛け、「偏頭痛がひどいのですが、どうにかなりませんか?」
そのお顔には力が入っていて、なんだか何かに負けまいとしているような印象を受けました。お話の最中も落ち着かないご様子。お伺いすると、2歳と小学生のお子さんを抱えながら、お仕事もとても忙しく頑張っていらっしゃるとのこと。

首から背中までこわばり、疲れているのにぐっすり眠れない。食いしばりで起きてしまうこともしばしば。
休むべきときにしっかり休めない。もどかしさが痛いほど伝わってきました。

他にも、足の冷え、寝汗、疲労時の立ちくらみ、アレルギー性鼻炎、食前の胃痛などの症状がありました。

毎日の鎮痛剤

頭痛の引き金になるのは、天気の乱れや疲労、睡眠不足等。ほぼどれかに当てはまるので毎日のように鎮痛剤を飲みながら痛みと戦っていらっしゃいました。
また、そんな中でもお子さんをもう一人望んでいて、タイミングをとってはいるけれどなかなか・・・とのこと。まずはご本人の心身がほぐれないと!とお話し、肝気の滞りをほぐす漢方をお出ししました。

心と体がほぐれた頃、ご懐妊

飲み始めて1か月。「仕事も子育ても変わらず忙しいけれど、なんだか良いかも!」とのこと。夜はしっかり眠気が来て、ぐっすり眠れるようになり、それに伴って日中のだるさもなくなってきました。そしてさらに驚いたのは、ほぼ毎日手放せなかった鎮痛剤を、1度しか飲まなかったこと!1か月間でこれだけの嬉しい変化に、ご自身も驚かれているご様子でした。少しほぐれたような笑顔も見られたので、私もホッとして、本当に良かったと思いました。
それ以降も、いつも「順調です!」のひとこと。相変わらずお忙しいようですが、気になっていた症状もほとんど取れ、毎日元気に過ごせているようでした。

そして飲み始めて4ヶ月目に入ろうとする頃、なんとも嬉しいご報告が!なんと新しい命を授かりました。きっと、お母さんの心もからだもほぐれた今ならきっと大丈夫だろうと、赤ちゃんが来てくれたのだなと思いました。

貧血予防の漢方で順調

いつも妊娠中は貧血になってしまうとのことで、十分に血を補う漢方に切り替え、続けていただいています。つわりでなかなか漢方も飲めないこともありますが、今のところ体調も良好!大切な命の誕生が待ち遠しいです。これからもすくすくと育ち、可愛いお顔を見られる日を心から楽しみにしています。

 

漢方みず堂ヴァインドラッグ末吉薬局 新垣いつみ


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執筆者 漢方みず堂
株式会社漢方みず堂は福岡、北九州、佐賀、熊本、那覇、浜松に展開する西日本最大の漢方相談薬局です。

動けなくなるほどの頭痛

2016年6月2日

頭痛と漢方

動けなくなるほどの頭痛

頭痛でお悩みの女性

高校生のころから頭痛でお悩みの女性。一番ひどかったのは高校2年生の時。病院で治療しながら数か月に1度程度まで頭痛の頻度は減っていました。

大学に入り、少しずつ薬を減らしながら社会人になり、お仕事を始めて半年経ったころに頭痛が再発・・。

頭痛の症状が出ると動けなくなるほど辛く「外出中に頭痛が出たらどうしよう」「怖くて一人で外出できない」「病院の薬の効きもだんだん悪くなっている」と、不安も次第に大きくなっていました。

また「頭痛が起きると、仕事を急に休まなければいけなくなり、周りの方に迷惑がかかる」と思い、気持ちまで落ち込んでしまうそうです。体もきついのに気持ちまで沈んでしまうことは本当に辛いことです。

「頭痛の回数を減らしたい」「頭痛が起きても落ち込まないようになりたい」そんな想いでの漢方スタートとなりました。

心身一如

漢方には「心身一如」という言葉があります。心と身体は一つの如しという意味です。いやなことがあってくよくよ悩むと胃の調子が悪くなります。怒ってばかりいると血圧が上がります。心の浮き沈みに身体は呼応しています。「病になっても病気になるな」。気持ちまで病む事はありません。まずは心を元気にしましょうということです。

「頭痛が起きても落ち込まないようになりたい」そんな気持ちを持てたことは、お客様にとって良くなる第一歩を踏み出せたと言っても過言ではありません。それほど、漢方では気持ちの持ち様が重要だと考えます。

いつか頭痛を気にせず海外に行きたい!

漢方を飲み始めて1ヶ月。頭痛は4回ほどあった。病院の薬の効きが良くなっている。

2ヶ月後には軽い頭痛が1回あった程度で過ごせた!

3~4ヶ月後には頭痛が出ていない!

5ヶ月経つ頃には、頭痛が2回あったが、長引かなかった。精神的に落ち込むことはなくなった。外出できないという不安もなくなってきた。

現在、病院の薬と併用しながら症状は月によって波がありますが、以前の落ち込みもなくなり、頭痛後の回復も早くなってきています。

頭痛とうまく付き合いながら、お仕事も頑張っているお姿を見ると、最初に「一人で外出が出来ない」と言っていた不安な頃と比べ、お話の中に自信のようなものも伝わってきます。

「いつか頭痛を気にせずに海外に行きたいな・・・」

最初にお伺いした時の夢もぜひ叶えていただけるように、サポートを続けていきます。

 


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執筆者 江藤 聡子
母親の影響を受け、幼いころからいつか漢方に携わる仕事がしたい!
そんな想いがやっと通じました。

「皆様にもっと元気に健康になっていただきたい!」
そんな想いで、お客様とのご縁を大切に日々頑張っています。
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