レックリングハウゼン病の黒い斑点が漢方で薄くなった!

2015年5月18日

皮膚病と漢方

レックリングハウゼン病の黒い斑点が漢方で薄くなった!

3000人に1人の遺伝病

遺伝的に病気になる方もいらっしゃいます。レックリングハウゼン病(神経線維腫症)は皮膚や神経などに色素斑や腫瘍ができる遺伝病です。3000人に1人と遺伝病の中では患者数が多いと言われています。

彼女にはじめにお会いしたのは21歳の時。顔を含め全身に黒い斑点がびっしりとのことで、見た感じも顔中に黒い斑点がありました。思春期から出てくることが多いと言われていますが1歳半から黒い斑点ができて来たとのことでした。病院では、まだこの病気としては軽いので、難病指定はされていないとのこと。しかし治療のすべはなし。大きい斑点のみ手術をして除去しているとのことで、6個除去するのに1時間くらいかかるとのことでした。また、蚊やアリに刺されると人一倍腫れるとのことでした。ご両親もご本人も何とかしたいとのことで、藁をもすがる思いでいらっしゃったんだろうと思います。

漢方は病名は関係ない

漢方は病名は関係ない!とよく言いますが、「随証療法」といい、「証」というその方の症状や体質や心の状態を観察し、全身のバランスのゆがみを見つけて、それに随って漢方薬を選んで行くというやり方をとります。この方の場合は、気の巡りが悪くなり、血液の中に熱が生じて、滞ってしまい、それが斑点として出てくる。また、その状態が消化器系等には便秘として起こっている。体の内側に熱があり、体力的には充実していると思われる「裏熱実証」と判断して、漢方薬をお渡しいたしました。

実は色白だった!

1か月目で便秘が少し改善。皮膚の色がほんの少し白くなってきている。という兆候が出ました。

2か月目には生理が28日で来るようになり、いつも生理時に泥っとした血液の塊が出ていたのが出なくなりました。これこそ、血の滞り(瘀血)が良くなってきている証拠。肌もまた少し白くなってきているとのこと。

3ヵ月目では便通がすっかり順調になり、便通を付ける漢方薬は止めて、皮膚に的を絞って一種類の漢方薬としました。

半年後には虫に刺されることがなくなってきて、頬や腕が白くなってきている。白くなるという事は黒い斑点がなくなってきているという事。

1年後には、頬の黒い斑点がなくなり、白くなってきていて、いつもいらっしゃるお母様はこの子の肌は白かったんだ!と改めてびっくりしたと嬉しそうに話されていました。

2年後には毎年、花粉症にも悩まされていたのが、今年は出ない!とのことで、本当に黒い斑点が出ている所も薄くなってきました。

毎月毎月、車で1時間半かけてご来店いただいた事への敬意と、また、良くしたいという熱意があったからこそこのように改善されたのだろうと思います。


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執筆者 河端 孝幸
薬剤師・漢方みず堂代表取締役社長
大学生時代に、地域の人々の役に立つ仕事がしたいと漢方の道に入りました。漢方の「か」の字も知らずに、なぜ、草とか根っことか葉っぱが効くの??という西洋医学だけしかやってこなかった私には疑問ばかり。
就職して半年くらいがたったころ、「病気は自然治癒力が治す」という小倉重成先生の本と出合い、漢方のすごさを知り、真正面から漢方を目指し今現在に至っています。
漢方の良さを知ってもらいたい。宣伝ではなく本当の気持ちや事実をお知らせしたい。そんな気持ちでこのサイトを立ち上げております。
ぜひ、よろしくお願いいたします。
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