牡蠣(ぼれい)

2014年10月26日

生薬

牡蠣(ぼれい)

一般にはヨーロッパ系の言語でRのつく名前の月、英語で言えば9月(September)10月(October)11月(November)12月(December)1月(January)2月(February)3月(March)4月(April)というように涼しい9月から4月までがカキの季節と言われます。冬場は「グリコ」の会社名の元にもなったグリコーゲンが増えて美味しくなります。暖かくなると貝毒も出易くなり、シーズンオフということでしょう。

でも夏の間も岩ガキと呼ばれるカキは涼しい海域で生育する為か、テーブルに載ります。

そんな岩ガキも含めて1年中カキが食べられるお店がJR博多駅アミュプラザ博多10階にあります。
ちなみに、写真は兵庫県産マガキ2種と長崎県産2種のカキの盛り合わせです。

カキの肉の部分は牡蛎肉(ボレイニク)と呼ばれ、民間療法でも寝汗や渇きを止め、酒毒を消し、夜尿症に効き、強壮効果や美肌効果もあると言われます。

佐賀大学医学部の近くに蛎久という地名があって、貝塚もあるそうです。太古の昔はあの辺りが海岸線だったのでしょうね。
さて、食べ終わった後のカキの殻にも使い道があります。
カキ科のマガキの岩に付着している方の左の貝殻を牡蛎(ボレイ)と呼び、炭酸カルシウムを始めとするカルシウム類とアミノ酸類を含みます。
精神安定・制酸止痛・収斂・鎮静効果などがあり、胃酸過多・動悸・心悸亢進・寝汗・胸やけ・口渇などに用います

牡蛎は安中散・桂枝加竜骨牡蛎湯・柴胡加竜骨牡蛎湯・柴胡桂枝乾姜湯など、胃痛や神経性の症状に効く漢方薬に含まれます。


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執筆者 漢方みず堂
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