枸杞・枸杞子(くこ・くこし)

2016年2月8日

生薬

枸杞・枸杞子(くこ・くこし)

不老長寿の妙薬

枸杞子はナス科の落葉小低木で、クコ、及びナガバクコの成熟した果実を用います。クコの根葉は地骨皮といい、葉は枸杞葉といいます。

枸杞子は、古くから不老長寿の効があるといわれ、日本でも平安時代から強壮薬として知られています。あの世界三大美女として知られる楊貴妃もその美しさを保つために、枸杞の実をかかさなかったという逸話もあります。日本では、徳川家康も愛用していた事が知られています。

「杏仁豆腐の上にのってる紅い実」と言えば、みなさんもご存じの事と思います。

甘、肝・腎、補肝腎、補血、明目

漢方的には、肝腎を補い、血を補い、目を明らかにする効能があり、視力の低下や眩暈、腰や下肢の倦怠感、性機能障害などに用いられます。

老化や衰弱による症状や、視力障害などにもよいと言われています。

六味地黄丸に菊花と一緒に枸杞が配合される杞菊地黄丸という漢方薬があり、肝腎不足によるめまいや視力減退などに使われます。

スパーフードの一つ

アメリカで、「健康によい栄養分を豊富に含みながら、多くは低カロリーである食品」をスーパーフードと定義していますが、その中に枸杞子(クコの実)も選ばれています。

ビタミン、ミネラル、タンパク質、βカロテンなどが豊富に含まれています。

血圧や血糖の低下、抗脂肪、免疫機能調整などの働きもあるとされています。

枸杞は、薬膳料理にもよく用いられ、枸杞酒としても親しまれていますね。

私は、そのまま、よく噛んでゆっくり食べるのが好きです。おいしいですよ。

 

漢方みず堂溝上薬局佐賀駅バスセンター店 池田 恵子


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執筆者 漢方みず堂
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