皮膚の痒みの漢方は患部の赤みが決め手

2016年5月16日

皮膚病と漢方

皮膚の痒みの漢方は患部の赤みが決め手

43歳女性、朝目を開けることもできない痒み

赤ちゃんの頃からアレルギー体質で季節の変わり目になると肌にブツブツが現れ、痒くなる。

朝起きたときの痒みとお風呂に入っている最中の痒みがあまりにも酷い。朝は目を開けることも出来ないくらい痒い。と泣いてしまいそうなご様子に、お辛さが伝わってきました。

今はステロイドを塗り、抑えているけれど長く使いたくない。

見た感じは赤みもなく、ブツブツもよく見ないと分からない程の小さな白いブツブツが腕全体にありました。

他には、仕事と家庭の両立による疲れや、ダイエットもしたいとのことでした。

患部に赤みがあるかどうか

患部に赤みがあれば「血熱」と捉え、涼血していきますが、今回は見た目には赤みはなく、痒みだけが強い状態。

肌全体は乾燥肌で、いわゆる「血虚生風(けっきょせいふう)」※風については「めまい、耳鳴り、頭痛には熄風剤(そくふうざい)」をご覧ください

「風」の症状は、めまいや頭痛、痒みなど様々です。急激に変化する・症状が激しいなどの特徴があります。今回は風を鎮め、特に痒みに良く使う「蒺蔾子(しつりし)」が入った漢方薬を飲んでいただきました。

1か月でほぼ改善

飲んだ翌日から、早速朝の痒みが軽減。

1ヶ月後には痒みはほとんど引いた。

2ヶ月後、痒みはほぼ感じず。ただ、ところどころ乾燥有り。

3ヶ月後には肌症状よりも体重の方が気になり始める。

ここからダイエットに切り替え漢方薬も変更。ご自身の努力の甲斐もあり、20日で-3.8Kg!

例年春は一番アレルギーが酷く身体的にも体調が悪くなる時ではありますが今年はそんなに酷くないそうで、もう少しダイエットを頑張っていきたい!とキラキラした顔でお話されていました。

 

漢方みず堂サンキュードラッグ馬借薬局 吉田 琴美


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執筆者 漢方みず堂
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