二日酔い、むくみに五苓散

2014年12月30日

むくみと漢方

二日酔い、むくみに五苓散

五苓散には

文字のごとく5つの生薬

 

茯苓、猪苓、白朮、沢瀉、桂枝

 

が配合されてます。

 

茯苓、猪苓、白朮、沢瀉は利水剤で

水の流れをよくする。

この4つの生薬では、

四苓湯となります。

(こちらもむくみに使います。胃腸系の余分な水をとる)

 

桂枝が入ることで

体表面を温めて

四苓湯の胃腸の余分な水に加えて

表面の水の流れも整えると

考えてよいかもですね。

 

原書の傷寒論には散剤(粉薬)と記載があり、生薬を粉末にしたものを

白湯で服用するみたいです。

煎じ薬として服用するときは、あまり濃く煎じないなどの注意が必要です。

 

 

むくみや水様性下痢に使われることが多く、

 

二日酔いにも使いますが、

 

口の渇きがあり体は脱水症状であるが、

胃腸には水分過剰で、水分を取ると吐いてしまう二日酔いです。

(漢方では水逆という)

水の流れが悪くなっているタイプです。

 

二日酔い=五苓散

 

というわけではありません。

 

 

小児の嘔吐、下痢症で使われることも多くて、

 

飲んでもすぐ吐いてしまうので、

病院では坐薬として作っている所もあります。

漢方薬は、腸で分解され吸収していく為に

坐薬は効きがよいでしょうね。

五苓散が作られた頃には坐薬とは考えられなかったでしょうが、

進化ですね。

 

五苓散はむくみの症状改善でも使いますが、

長期で続けて服用して体質改善するものではないです。

身体の体質にあった漢方を飲まれることをオススメします。


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執筆者 漢方みず堂
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