甘茶(あまちゃ)

2015年3月19日

生薬

甘茶(あまちゃ)

4/8は何の日?

4/8はお釈迦さまの誕生日です。クリスマスはみんな知っているのに4/8は意外と知らない人が多いように思います。

花祭り

お釈迦様の誕生を祝う仏教行事は「花祭り」と呼ばれます。お釈迦さまが生まれた時に、お祝いするようにお花がたくさん咲いていたという説にちなんで花祭りと呼ばれるようです。花祭りではお釈迦さまに甘茶をかけます。お釈迦さまが生まれた時に九頭の竜が天から甘露を吐いて雨を降らし、身体を清めました。するとお釈迦様はすぐに立ち上がり、7歩進んで右手で天を指し左手で大地を指し、「天上天下唯我独尊」と言ったそうです。これは、「この世に自分より尊いものはない。つまり人間ひとりひとりが一つしかない命をいただいている尊い存在である。」いうことを意味しているのだそう。このときの立ち姿が後に誕生仏といわれるようになりました。この天から降ってきた甘露を模して甘茶をかけるようになったようです。

甘茶の効能

甘茶とは砂糖の入ったお茶ではなくて、 アジサイ属のユキノシタ科のコアマチャを煎じた飲料です。砂糖の200倍の甘味を持つのにノンカロリー・ノンカフェインということで、日本薬局方にも薬用甘味剤として収載してあります。

飲んでみると麦茶に似た色で少し甘くて苦さもあります。

古くは漬物などに甘味を加え、酸化を抑える保存料として利用され、今では糖尿病の方のお食事の甘みの代用で使われることもあるようです。抗アレルギー作用や歯周病抑制作用も報告され、広く愛用されるようになりました。

 

※画像提供:奈良国立博物館

 


執筆者 漢方みず堂の画像

執筆者 漢方みず堂
株式会社漢方みず堂は福岡、北九州、佐賀、熊本、那覇、浜松に展開する西日本最大の漢方相談薬局です。
  • 最寄の店舗を探す
  • テレビ電話相談

同じカテゴリーの記事を読む