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暑がりなのに足が冷える~上熱下寒の冷え症~

2018年7月28日

冷え性と漢方

暑がりなのに足が冷える~上熱下寒の冷え症~

うずくような足の冷えが1ヶ月で変化!

53才女性。はじめてお会いしたのは夏の終わり。この夏、足の冷えがひどく、うずく様な気持ち悪さがある。足に血が行かず、疲労物質がたまっている様な感じがとれない。足の冷えは中学生の頃からで、冬場ひどい時は眠れないほど。特にこの夏は、今までに比べて症状が強かったので、これから冬にむけて何か対策をしなくてはと思われたご様子でした。

さらに、1年前の生理を最後に、その後からいわゆる更年期の症状、上半身が暑く、汗がダラダラ出続けるのも気になるとのことでした。

体質

暑がり寒がりで汗かき、寝汗もある。家族で自分一人だけ風邪をひくことが多い。特にこの夏は疲れやすかった。口渇あり、腹満あり、お通じすっきりしない、お小水2~3回、40代までは生理痛が強く、痛み止めを飲んでいた。

気にしやすい性格だが、ストレスは人並みだと思う。以前から夜間の歯ぎしり・食いしばりで、前歯のぐらつきがあるため、夜間はマウスピースを着用して寝ているとのことでした。

巡らせる力が低下しているタイプの冷え症

冷え性も大きく分けると2種類。温める力が不足しているタイプと、温める力はあるが巡らせる力が低下しているタイプ。この方の冷えは後者。さらに閉経を機に、上熱下寒(上に熱が上り、下半身が冷える)傾向に。なので、巡らせる力を助ける漢方を用いて、熱の偏りをとっていくことにしました。

経過

1ヶ月 飲み始め1週間、あまり冷えが気にならなかった。のぼせ・ほてり・口渇なし。1年ぶりに生理が来た。歯ぎしりは変わらず、頬の内側に歯型がつく。

2ヶ月 手足温かく過ごせている。うずく感じもしない。お通じすっきり出るようになっている。食いしばり減っているのか、マウスピースに傷がない!

3ヶ月 外気が下がってきて、冷えはするが回復が早い。夜も冷え気にならず寝付けている。更年期の症状なし、生理はその後きていない。

4ヶ月 冬場も風邪ひかず過ごせている。生理来た、痛みあったが痛み止め飲むほどではなかった。

6ヶ月 冷えは気にならない。今度の夏が楽しみ。疲れも気にならない。生理はない。

8ヶ月 元気!温かくなってきたが、ほてり、汗も大丈夫。上半身のお肉が気になるので、今回からは漢方ダイエットに挑戦!食事・運動共に頑張っている。

 

服用初め1ヶ月で、体の良い変化を実感!心配していた冬も元気に乗り越えることが出来ました。このように冷えと言っても原因は人それぞれ。是非ご自分に合った漢方薬をお飲みください。

 

漢方みず堂ヴァインドラッグ末吉薬局店 山城 奈央

 

※関連記事

夏の冷えの漢方は症状で使い分ける~下痢・頭痛・むくみ~

温経湯:上熱下寒(顔はのぼせるが、足は冷える)

当帰四逆加呉茱萸生姜湯:手足末端の冷え


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執筆者 漢方みず堂
株式会社漢方みず堂は福岡、北九州、佐賀、熊本、那覇、浜松に展開する西日本最大の漢方相談薬局です。

典型的な血虚・血寒~しもやけ・花粉症・肩こり・生理痛~

2017年4月11日

冷え性と漢方

典型的な血虚・血寒~しもやけ・花粉症・肩こり・生理痛~

不調のオンパレード

20代前半から毎年しもやけが出来てひどくなり、だいたい毎年春先まで出来ていると言われる30代前半の女性。

同じ時期くらいから花粉症にも悩まされ、ひどいと耳が聞こえなくなった時もあったようです。

また、2年くらい前から肩こりも出てきて、Hb(ヘモグロビン値で貧血の値。正常値は14以上)の値も9。

生理痛も痛い時は激しく、これもひどいと吐くこともあるとのことでした。

またたまに体調が悪い時は胃のあたりがムカムカするとのこと。

典型的な血虚・血寒

この方は典型的に血虚で血寒。つまりは血が足りなくて、血液自体が冷えている状態。

血液が足りてないから生理痛にもなり、肩も凝り、貧血もあると考えられます。

胃の状態や、花粉症は、一般的には水毒と言って、水分の鬱滞や水分代謝が悪くて起こると考えられます。しかし、この女性の場合は、全て血液が足りず、血営循環が悪くなり、それぞれの臓器に栄養が行き渡らずに様々な障害が出ていると考えられました。

漢方薬の真骨頂

根本的な血虚と血寒を改善する漢方薬を飲んでいただきました。

いらっしゃった時はまさにしもやけシーズン突入寸前の時期。しかし服用して1ヶ月目で、すでにシーズン真っ盛りでしたが、一向に出来る気配がないとのことでした。また、胃のムカムカも大丈夫とのこと。何より、肩のコリがなくなったと喜んでいらっしゃいました。

2ヶ月目には、しもやけも、肩こりも、胃のムカムカも、むくみもなくなり、生理痛も大丈夫とのことでした。

3か月目には、肩こりぜんぜ~ん!と言えるくらいに全く忘れたとのこと。さらに次の月には花粉シーズンに入りましたが、あれ?そういえばない!とのこと。

まさにこの治り方が漢方薬の真骨頂ですね。

病気を治すのではなく病人を治す。それが漢方ですね。


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執筆者 河端 孝幸
薬剤師・漢方みず堂代表取締役社長
大学生時代に、地域の人々の役に立つ仕事がしたいと漢方の道に入りました。漢方の「か」の字も知らずに、なぜ、草とか根っことか葉っぱが効くの??という西洋医学だけしかやってこなかった私には疑問ばかり。
就職して半年くらいがたったころ、「病気は自然治癒力が治す」という小倉重成先生の本と出合い、漢方のすごさを知り、真正面から漢方を目指し今現在に至っています。
漢方の良さを知ってもらいたい。宣伝ではなく本当の気持ちや事実をお知らせしたい。そんな気持ちでこのサイトを立ち上げております。
ぜひ、よろしくお願いいたします。

<2017.2.10追記>冷え・むくみ・リウマチ・貧血を漢方+愛の力で克服!

2015年9月8日

冷え性と漢方

<2017.2.10追記>冷え・むくみ・リウマチ・貧血を漢方+愛の力で克服!

冷え・むくみ・リウマチ・貧血

冷えでお悩みの29歳の女性に出会ったのは寒い1月のことでした。

22~23歳の頃から足が温まったことあるかな?と自分でも記憶にないくらい。お風呂に入ってもすぐ冷えてしまってすぐ冷たくなり、むくみやすい。

血圧も上が100ないことが多く、とにかく冷えをどうにかしたい!

21歳でリウマチを発症され、ご自身でも当時乱れていた生活リズムが原因では?と思っていたこともあり食べ物や生活習慣を見直したことでリウマチの数字もだいぶ改善したそうです。

そのリウマチの症状も足の冷えから出ることが多く、冷える→むくむ→リウマチ症状がでる、といったかんじ。

長年飲んできた薬の副作用か風邪もひきやすく、貧血の数字はいつもギリギリ。生理のときは特に貧血症状が強くでていました。

全てが腎系統の症状

冷え、むくみ、リウマチ、貧血・・・全てばらばらのように見える症状ですが、漢方的には全て”腎陽虚(じんようきょ)”と言われる状態です。

冷えは万病の元と言われますが、まさに体温が低いと免疫機能も低下します。冷えるとリウマチが出る、風邪を引きやすいというのも、漢方的には納得のいくことです。

「腎」を強化する漢方薬

漢方を飲み始めて一ヶ月、いつもツライ生理痛がなかった。あったまりやすくなった。足はまだだが手はだいぶあったかい。あったかいのもあり、気分がいい♪むくみも感じない。

二ヶ月後、使っている湯たんぽがあついくらいに感じる。気圧が下がると出ていた頭痛も出ていない。今まで感じていたきつさが減ってきた。

実はこの間にホワイトデーがあり、彼氏さんが漢方をプレゼント!というサプライズもありました!

大切な彼女の体を思いやる気持ちが後押しして症状が改善してきたのは言うまでもありません。愛の力は本当に偉大です!

それからも彼氏さんに支えられながら、症状はどんどん改善。

朝、冷えを感じなくなり窓を開けて気持ちいいと感じたり、夏も何枚も履いていた靴下が一枚でよくなったり、歩くのが何よりイヤだったのに散歩を楽しめるようになったり、何よりリウマチの症状が落ち着いてきました。

祝☆ご結婚

そして漢方生活を始めて半年経った頃、お客様より嬉しいご報告をいただきました。

いつも仲良く一緒にご来店される彼氏さんとついにご結婚が決まったと!!!

リウマチの病院の先生とも薬について話し合い病院の薬は妊娠しても大丈夫な薬にこれから変えていく予定だそうです。

漢方薬は赤ちゃんを授かりやすい体に体質改善してくれるものでもあります。

こうしてお客様の人生に関わらせていただける仕事をさせていただいていることが本当に有難く、幸せに感じます。

これからもお客様の笑顔がもっともっと光輝くものとなるよう精一杯お手伝いさせていただきたいと思います。

 

↓↓その後の経過を追記しています。

※追記(2017年)

その後も漢方を続けていただき、1年2ヶ月がたつ頃には、体が冷えても大丈夫。貧血だった数値も改善。リウマチの薬を減らしました。

そして、漢方を始めて1年10ヶ月、調子が良くてリウマチの薬をやめることができました。

そこで心置きなく妊活を始め、3ヶ月後に妊娠!

生まれてくるのを楽しみにしています。本当に本当に、おめでとうございます。

 


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執筆者 漢方みず堂
株式会社漢方みず堂は福岡、北九州、佐賀、熊本、那覇、浜松に展開する西日本最大の漢方相談薬局です。
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