咳・喘息と漢方 の記事一覧

介護、孫の世話でストレスが溜まり体調不良

2017年12月15日

咳・喘息と漢方

介護、孫の世話でストレスが溜まり体調不良

65歳女性のお客様

元々とても元気だったのが、4年前からの介護生活、お孫さんのお世話と忙しくなり、色々な不調が出てこられていました。

肺炎、白内障の手術、低体温、風邪をひきやすい、特に今は、気管支炎のような、のどのカサカサが気になっている。

ご家族のお世話でストレスもかかえていらっしゃり、肩や首筋までコリも激しく、そしてお水もたくさん飲んだ方が体に良いと思われて、必要以上に飲まれた結果、水の巡りも滞り、身体も冷えきっていました。

体質としては、寒がり・冷え症・汗かき・足が重い・むくみ・腰だるい・目の下のクマ・頭重(低血圧の朝)・目の疲れ・鼻づまり・後鼻漏・口乾く(熱飲)がありました。

日々の生活で『心・食・動・休・環』の養生を実行

お食事は発酵食品を中心に、3度の食事をガラリと変えられ、コーヒーがお好きで甘い物も大好きな方でしたが、スパッと止められました。そして生活リズムも、夜11時には就寝できるよう家事の習慣を変えて、お身体を整えていかれました。

ストレスは漢方の「気」の巡りを悪くします。気には「推動作用」があり、体の中を巡らせる力になっています。したがって、気が不足したり、滞ると、「血・水」の巡りも悪くなります。

漢方薬はストレスによる気血水の滞りを解消し、体の巡りを改善していくものを飲んでいただきました。

家族の中で良い影響

2週間後、「ずっとやりたかった家中の大掃除をやっとする事ができました!」と、お気持ちもガラッと好転されていました。

その後多少の波はありつつも体温も上がり、「この夏のスーパー猛暑も1日も昼間に横になりたくなるような事がなかった!」と喜んでいらっしゃいました。

やはり日々の習慣やご自身の気持ち1つで健康は取り戻せるという事。そして、ご家族の中での1人の気づきや変化は、他の方々へも良い影響を連鎖させ、皆を幸せにできるという事を教えていただきました。

漢方薬を飲み始めて6か月、今ではすっかりお元気になられ、今も量を減らして漢方をお飲みになられています。

多くのことを教えていただいたお客様との出会いに感謝しております。

 

漢方みず堂新生堂薬局五条店 池田 史子

 

 

 


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執筆者 漢方みず堂
株式会社漢方みず堂は福岡、北九州、佐賀、熊本、那覇、浜松に展開する西日本最大の漢方相談薬局です。

運動選手は陰虚(いんきょ)になりやすい

2016年7月26日

咳・喘息と漢方

運動選手は陰虚(いんきょ)になりやすい

中学3年生の男子

春に風邪を引いてから軽い喘息のようになってしまい、そこからちょっとしたことで咳・痰が出やすくなってしまったとのこと。
一番困るのは部活中。長距離の選手で周りからも期待される選手のようですが、走ると痰がたまるようになってしまい、最中も苦しいし、ひどいと走り終わった後に吐いてしまう。透明で出にくい痰、空咳も痰のからむ咳も同じくらいある。

中学最後の年だから、頑張りきってほしい、というお母様の願い。
本人は、「長距離は昔からやっているけどもう好きじゃないよ」なんて横で言っていましたが、最後に吐いてしまうほど苦しくても走りきるその強さに、すごい子だな、走って皆の期待に応えたいんだなと、とても応援したい気持ちになりました。

運動選手は陰虚になりやすい

飲んでいただた漢方薬は、陰虚という潤い不足の状態を、しっかり補ってあげる漢方薬です。

陰虚とは、体の水分や血液が消耗してカラカラになり、激しくないものの炎症が起きやすい状態になっていることです。
通常ご年配の方に使うことが多い薬なのですが、若い子でも生まれつきの体質によって使うこともあったり、また運動選手の方は激しく汗をかくので陰虚になりやすかったりもします。今回の男の子は特に汗をかきやすく、寝汗もあり、そこに激しい運動が加わり、体の水分がカラカラになっていると考えられました。余談ですが、同じ理由でサウナに入りすぎても、やはり陰虚になります。サウナ好きな方はお気を付け下さいね!

部活も完全燃焼、その後の受験も大成功

1ヶ月目は、鼻水は出ないが痰はまだ出て、きついレースのあとではもどすこともあった。
2ヶ月目には痰はすっかり良くなり、本人も部活を頑張りきれたとのこと。「これからは受験なので、風邪予防と花粉症予防のために使っていきたいです」とお母様から言われました。
もちろん使えます!!

花粉症の薬は、飲んで眠気の自覚がないとしても判断力・思考力は知らず知らずのうちに弱ってしまうという、受験生には悩ましい薬ではありますが、結局この男の子は、風邪も引かず、花粉症の薬も飲まずに過ごせ、部活だけでなく受験でも実力をしっかり発揮できました。

漢方薬はおそらく皆様が思っている以上に、幅広い使い方・効能を持っています。
こんなこと、どうかな。効果あるのかな?悩んでいることは、一度是非ご相談くださいね。

 

漢方みず堂杏林堂薬局ピーワンプラザ天王店 河野 亜由美


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ストレスや自律神経の乱れが原因の咳

2016年4月26日

咳・喘息と漢方

ストレスや自律神経の乱れが原因の咳

咳が止まらないお客様

6年前に日本語の勉強で来日したアジア系のお客様。その後、そのまま日本で働いていらっしゃいます。日本語もとても堪能で、勉強熱心な方だなと感じました。

3年前の秋ごろから冬にかけて、毎年咳と痰が続き、マスクが手放せない生活。特に気温差や体が冷えた時にひどくなるとのことでした。

一度、母国に帰られたときは一時的に咳は止まったものの、日本に帰ってくるとまた出始めたようで、日本にいる間は付き合っていかなければいけないと感じたそうです。病院で治療をし、一時的に治ったものの、また症状が出始めご来店された時は薬を飲んでも効かなくなっている状態でした。

接客業のため仕事にも支障が出ており、咳のしすぎで腰やわき腹の痛みやだるさ、一度咳が出始めると止まらないため、息切れを起こすこともあり、お話をお伺いしている最中もとてもお辛いそうでした。

四季のある日本

年中温暖な気候(高温多湿)で生活してこられたので、日本の四季に順応できずに咳が出ていると考えられました。

特に、乾燥する秋~冬は、五臓でいう「肺」が損なわれやすい季節です。

1日で10度以上の気温の変化がある季節の変わり目は、自律神経のバランスが乱れやすくなっているのも一因と考えられました。

自律神経のバランスをとりながら、炎症を抑え、咳の症状をとっていく漢方を飲んでいただきました。

2か月で咳が全くでなくなった!

漢方を始めて10日、夜や人と話す時に咳が少し減ってきた。病院の薬は中止。

1ヶ月目、咳が減ってきている。黄色い痰が出る。

2ヶ月目、咳は出ていない!痰はまだ少し出るが白くなってきた。気になっていたおりものの臭いも減ってきた。

おりものについては先生からは「ストレスが原因」と言われて、病院で薬を飲んで治療をしていたそうですが、すっきり良くならず、ずっとお悩みだったそうです。

飲んでいただいた漢方は、自律神経を整え、痰湿を取る漢方だったので、同じ原因のおりものにも効果があったと思われます。このように、体全体を良くする漢方は、体の様々な不調を取ることができるというのが最大の魅力です。

 

故郷を離れて異国の地での生活がより健康に快適になりますように、見守らせていただきます。

 

 


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執筆者 漢方みず堂
株式会社漢方みず堂は福岡、北九州、佐賀、熊本、那覇、浜松に展開する西日本最大の漢方相談薬局です。
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