漢方薬の副作用 の記事一覧

漢方は副作用だらけ?

2015年5月21日

漢方薬の副作用

漢方は副作用だらけ?

主作用と副作用の広義

一般的に言われる、医薬品の副作用とは「服用した時に起こる有害な反応」ですが、ちょっと広く捉えると「副作用」という言葉には、「主作用」の対義語としての意味合いがあります。主作用は、主な作用であり、期待していた作用のことで、副作用は、主作用とは別の作用、期待していなかった作用ともいえます。

副作用が主作用になることもある

例えば、鼻水や目の痒みなどアレルギー症状の改善に用いる抗アレルギー薬。このお薬の副作用は眠くなったり、食欲が増進したりということがありますが、逆にこの副作用を利用して、なかなか寝ない赤ちゃんや、食欲のない子供に飲ませることがあります。眠気や食欲増進が副作用になる人もいれば、主作用になる人もいるということです。

そういった意味で漢方薬は、副作用の宝庫ですが害のある副作用ではありません。

「生理痛で飲み始めたら、生理痛だけでなく、疲れもとれて、風邪がひきにくく、治りやすくなった。」とか、

「肌荒れで飲み始めたら、生理前のイライラがなくなり、便秘がなくなり、冷え症まで改善された。」とか

「ふらつきで飲み始めたら、不眠がなくなり、目の疲れが楽になった」など、ほとんどの方が複数の症状が改善していきます。

理由は簡単です。身体全体を見ていくと、どの不調も同じ原因だったからです。

痛みがあるから痛みを止めるのではなく、生理痛が起きている原因になっている身体の状態が改善されれば、付随して起こっていた様々な症状が楽になるということです。だからこそ漢方は、身体全体が元気に楽になっていきます。

 

副作用も上手に使って、健康ですてきな漢方ライフを送ってくださいね。

 


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執筆者 漢方みず堂
株式会社漢方みず堂は福岡、北九州、佐賀、熊本、那覇、浜松に展開する西日本最大の漢方相談薬局です。

漢方薬の飲み合わせ【十九畏と十八反】

2015年4月23日

漢方薬の副作用

漢方薬の飲み合わせ【十九畏と十八反】

「漢方薬」は絶妙なバランスと調和

 

1つの生薬の量を増やすだけで、別の漢方薬になるということからもその配合の妙がうかがえます。

主薬と、その効果を助けるもの、毒性をおさえるもの、いろいろな生薬を調和するもの、絶妙な配合が行われていて、それが何千年の歴史の中で培われた経験によって、磨かれているのが、今の漢方薬です。

例えば半夏という生薬には、ほとんど生姜が配合されています。半夏だけだとピリピリとした刺激があるのを、生姜がおさえてくれるのです。本当に上手く配合されています。

西洋薬との飲み合わせ

西洋薬との飲み合わせで注意したいのは、生薬の成分が西洋薬と重複し、量が増えてしまう時です。

たとえば、麻黄に含まれるエフェドリンは、咳を静めたり、気管支を拡張する効果があり、病院で処方されるほか、市販の風邪薬に良く使われています。麻黄が入っている漢方薬とエフェドリンとの服用は注意が必要です。

※エフェドリンは中枢興奮作用があるので、スポーツ競技の大会時での服用は禁止されています。エフェドリン配合の風邪薬だけでなく、麻黄配合の漢方薬(葛根湯、小青竜湯など)は服用しないようにしましょう。

また、大黄という生薬は瀉下剤でもあるので、センナなどでできた便秘薬と飲むと作用が強すぎる恐れがあります。

 漢方生薬の飲み合わせ

漢方生薬の配合で禁忌と言われるものは①混ぜることにより、相手の薬物の効力が減弱し、無力にさせると思われていた19種の薬物(「十九畏」) ②混ぜることにより毒性が強くなり副作用が出やすくなると思われていた18種の薬物(「十八反」)があります。

十九畏

混ぜると効力が減弱すると言われる組み合わせでよくあるのは「丁香(別名:丁子、クローブ)」と「ウコン(ターメリック)」。現実的には某有名薬酒にも配合されているぐらいなので、あまり気にする必要ないと思います。インド人はカレーのスパイスとしてどちらも併用しまくりです!

また、生薬同士ではありませんが、併用が望ましくない飲食物との組み合わせもあります。例えば「地黄・何首烏と葱」「茯苓と酢」「蜂蜜と生の葱」など。もちろん病気の時には生もの・冷たいもの・消化の悪いものは避けるべきですし、高熱の時には油分を避けるというのは、皆さんもご存じだと思います。

十八反

混ぜると毒性が強くなり副作用が出やすくなるものの組み合わせで現実的に注意が必要なのは「附子・烏頭と半夏・貝母」があります。

附子配合の八味地黄丸、牛車腎気丸、桂枝加朮附湯などと半夏や貝母配合の漢方薬は飲み合わせが悪いということになります。

※半夏配合の代表的な漢方薬:六君子湯、小柴胡湯、大柴胡湯、小青竜湯、温経湯、半夏白朮天麻湯

※貝母配合の漢方薬:滋陰至宝湯、清肺湯

 

 

今まで飲んでいる薬に漢方薬を一緒に飲んでもいいかどうかや今まで体質改善で飲んでいた漢方薬に臨時で風邪の漢方薬を飲みたいとか、風邪薬や痛み止めを併用したいなど、気になる事は、もらったところに聞いてみましょう。安全に服用し、上手に漢方薬を使って、いつまでも健康でいたいですね。

 

※漢方みず堂の店舗一覧

【福岡県】

漢方みず堂赤坂店

漢方みず堂博多マルイ店

漢方みず堂サンキュードラッグ馬借薬局

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執筆者 漢方みず堂
株式会社漢方みず堂は福岡、北九州、佐賀、熊本、那覇、浜松に展開する西日本最大の漢方相談薬局です。

瞑眩(めんげん)ってなあに?

2015年3月25日

漢方薬の副作用

瞑眩(めんげん)ってなあに?

東洋医学特有の瞑眩(めんげん)について

漢方薬を飲む時に起こる、一見副作用と思われる不快な症状は、実は瞑眩(めんげん)であることが非常に多いです。瞑眩とは、漢方薬を服用したり、東洋医学的治療の際に起こる、治癒反応、いわゆる好転反応のことをいいます。漢方薬によって、体の中が巡りはじめると、溜まっていたものが流れ、不要なものが排出され、それに伴い様々な症状が出ます。

例えば、皮膚から排出されれば、湿疹やできものができたり、汗をどっとかいたりします。皮膚疾患で漢方をお飲みの方は、悪化したように感じることが多いです。便や尿で排出されれば、お小水が増えたり、下痢をしたり。血が巡ると、滞っていたものが月経時に塊として出たりします。

不要なものが出きったら、自然と治まります。治まるまでつらいですが、身体が変化し始めた兆候、これから良くなっていくというサインでもあります。これを乗り越えると体質改善がすすんでいきます。

瞑眩の出る時期

瞑眩(めんげん)の期間も様々ですが、1週間程度であらわれ、2週間から1ヶ月で治まることが多いように思います。アトピーなど長く患っている皮膚疾患などは、期間が長くなることが多く、何回か繰り返すこともあります。また、不規則な生活で滞りが強い方は、強く出る傾向があるように思います。瞑眩(めんげん)を乗り越え、しっかり良くなるためにも、食生活、睡眠などを見直してみることも、とても大切です。

 

今出ているのは瞑眩(めんげん)なのか、副作用なのか症状だけで判断するのはなかなか難しいものです。これってどうなの?と思われたら、自己判断せず、ぜひもらったところに伝えてみてください。それぞれの症状や、体質により、いろいろな対処の仕方がありますので、その都度、お話し頂ければと思います。

 

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